家族でもきちんと!家庭で上手にプライバシーを守るコツ

家族同士でもプライバシーは守りましょう

欧米と違って日本では家族同士のプライバシーが少ないと言われています。これは家の作りのせいもありますが、「家族なんだから秘密にせずなんでも話すこと」がよいとされている精神的風土もあるようです。親が子どもの日記を読んだり、夫婦間で相手の詮索をしたりというのは、バレたときには信頼をなくす危険なことです。家族でも別の人格を持つ人間、と割り切って、必要以上のことは知ろうとせずに上手に距離を取ることが大切です。

精神的なしきりを作る

とはいえ、部屋に鍵をかけて、机の引き出しに鍵をかけて、というのではたいへんです。部屋に鍵をかけなくても、ここからこっちは子どものテリトリー、というふうに精神的な境目を作り、中へ入りたいときには相手の許可を取るなどの制限を設けましょう。いくら子どもだからとはいえ、部屋に勝手に入って掃除をしたり、友達との手紙を読んだりというのは許されません。日記や手紙を出しっぱなしにしていたら「自分のプライバシーを守りなさい」と注意するくらいのつもりでいましょう。

一度侵害してしまうと二度と戻りません

子どもの頃に母親に勝手に日記を盗み見られた、という記憶は、いくら成長しても消えるものではありません。親に対する不信感はずっと心の底に残ります。子どもをコントロール下に置こうとした親、というレッテルは一生消えないのです。また、「どうせ誰かに見られる」という意識から、どこにも本音が言えない子どもになってしまいます。子どもは驚くほど勘がよく、部屋に勝手に入られたり、持ち物を触られたりすると必ず気づきます。いくら散らかっているように見えても絶対に盗み見るようなことはやめましょう。

機密文書とは、極めて大切な秘密を記した文書や書類です。政治や軍事や国家などに関する物などをさします。